北海道建設新聞“環境との共生で未来へ 日本グランデが ISO14001”の記事掲載

2004年8月6日

 

 マンショントータルプロデュースの日本グランデ(本社・札幌)は、ISO14001 を取得した。これを契機に、環境と共生しながら未来へと継承していけるマンションづくりをさらに推進していく考えだ。
 同社は「人に優しい、生活に優しい、環境に優しい、未来に優しい」を基本コンセプトに、昨年四月に会社を設立。コンセプトを追求する中で ISO14001 と出合い、その規格が経営理念・方針と一致しているため取得を決意した。
 二月一日にキックオフし、五月に初動審査、七月に本審査を受けた。認証登録日は七月二十八日。
 登録範囲はマンショントータルプロデュースに伴う企画立案、広告制作、設計監理、不動産業にかかわる事業活動全般。審査登録機関は日本環境認証登録機構(JACO)。環境管理責任者は矢代俊二取締役管理部長、内部環境監査責任者は佐々木悠次取締役企画設計部長がそれぞれ務める。
 同社は今月末、自社の分譲マンション「グランデ・シリーズ」を発売する。ISOの取得を通じて、自社ブランドの確立を図る方針で、平野雅博社長は「マンションデベロッパーの認証取得が少ないため、業界の先駆けとして他社への波及を通じ、環境負荷軽減に貢献できれば」と話している。