エコロジー&エコノミー

安全性を極めるために
構造・設備・設計から考え直す。

目に見えない基本構造だからこそ
信頼されるマンションづくりを追求。

万一の災害に備えた堅牢な構造を施すことは、住まいにとって最も大切なことのひとつ。安全に暮らせるために、耐震性、耐火性に優れた基本性能はもちろん、遮音性など集合住宅におけるプライバシーを確保することも求められます。安心して暮らすことが当たり前になるように、ひとつひとつのクオリティを高めました。

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綿密な地盤調査

どんなに強固な上部構造を持っていても、確かな強度の支持基盤と一体となった的確な基礎構造がなければ本当の建物強度は発揮できません。日本グランデでは、地盤調査に際し、通常の標準貫入試験(N値)に加え、地質データからの液状化のシミュレーションなど、より詳細な検討を加えた上で基礎工法、構造の検討を行います。

2
地震や火災に強いRC(鉄筋コンクリート)構造
溶接閉鎖型筋・スパイラル筋度

「グランファーレ本厚木レジェンドスクエア」で採用されているRC構造は、引っ張られる力に強い「鉄」と、押される力に強い「コンクリート」との互いの長所を組み合わせて粘り強く強度を保ちます。また酸化すると錆びてしまう鉄をアルカリ性のコンクリートがしっかりとくるんでいます。このように鉄とコンクリートの特性を巧みに組み合わせたRC造の建物は、耐火・耐震に優れた耐久性の高い堅牢な構造物です。また柱の帯筋には、鉄筋をあらかじめ溶接して繋ぎ合わせた溶接閉鎖型筋または鉄筋をらせん状に巻いたスパイラル筋を使用。地震の横揺れに対して柱が粘りを持ち、高い耐震性を発揮します。

3
溶接閉鎖型フープ筋の採用

「グランファーレ本厚木レジェンドスクエア」では、耐震性を高めるため柱の帯筋(フープ筋)を溶接閉鎖型としています。従来の普通筋によるフック付きフープ筋ではなく、溶接閉鎖型で継ぎ目が無く、大地震の際に柱を押しつぶそうとする力に対して、柱が膨らまないようコルセットのように働き、強力に抵抗します。

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二重に鉄筋を配したダブル配筋で高い構造強度

壁の鉄筋を格子状に組む際、壁の厚さと部位に応じて二重に組むダブル配筋と千鳥状に組む千鳥ダブル配筋で施工。高い強度・耐久性を備えています。(一部除く)

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杭基礎を採用

標準貫入試験により、地盤が信頼に足るN値及び厚さを有しているとされた「支持層」まで杭の先端を届かせることで、杭の先端の抵抗力と杭と地盤の間に働く摩擦力により建物を支える基礎構造です。
※N値とは土質の硬軟の程度を表す数値で、具体的には63.5±0.5kgのおもりを75±1cmの高さから落下させ、標準貫入試験用サンプラーが30cm貫入するのに要した回数を表します。一般的には、N値が50を超えると非常に締まっている地盤であると考えられます。

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建設現場での品質管理

〈高品質の維持のために〉
完成してしまうとコンクリートの品質の良し悪しは外見からではわかりません。そこで大切なのが、建設現場での品質管理です。基礎工事の段階から監理者による、配筋の確認等の各種検査、受入検査や圧縮強度試験等の試験結果の確認など厳しいチェックを実施。目に見えない部分の品質の維持に努めています。

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コンクリート躯体の保護対策

①タイルによるコンクリートのガード。(一部)
コンクリートは風雨にさらされると、化学反応でアルカリ性から中性に変わり、中の鉄筋が錆びてしまい躯体の劣化を招きます。「グランファーレ本厚木レジェンドスクエア」で採用されている外壁の磁器質タイルや吹付タイルは美観だけでなく、コンクリート躯体をしっかりガードし、寿命を延ばす重要な役目を担っています。(一部)

②誘発目地によるひび割れ対策。
外壁の要所にはあらかじめ躯体に目地を入れて、熱による外壁の収縮によるひび割れを誘発させて、その他の部分でのひび割れを抑制します。この誘発目地部分はシーリング材が打たれ、漏水による事故を未然に防ぎます。

③開口部のクラック防止補強と外壁の増打。
「グランファーレ本厚木レジェンドスクエア」では、もっとも構造クラックの発生し易い開口部の4隅に補強筋を充分に入れると共に、外壁部分はすべて建築基準法の基準よりコンクリートを10mm以上厚く増し打ちして耐久性の向上を図っています。

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鉄筋コンクリートの劣化対策

コンクリートの中性化が極度に進むと、中の鉄筋が錆びて体積が増し、コンクリートを押出してついには構造躯体の破損を招きます。この躯体の劣化を防ぐには、コンクリートの水セメント比の設定と「かぶり厚さ」(鉄筋を包むコンクリートの厚さ)の確保が有効な方策です。「グランファーレ本厚木レジェンドスクエア」では、住宅性能評価最上級の等級3に該当する水セメント比50%と別表にあるかぶり厚さを確保して、劣化対策を施しています。

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強度コンクリートの供用限界100年

「グランファーレ本厚木レジェンドスクエア」ではコンクリートの耐久設計基準強度24N/㎟以上を採用しています。これは、1㎡で2400トンもの圧縮力に耐える強度を表し、構造体の大規模補修なしで約65年、大規模な補修が必要となる供用限界期間として約100年の耐久性が認められています。別項のかぶり厚さの確保と相乗して、建物の長寿命化を図っています。また、コンクリートの劣化を大きく左右する水セメント比を50%以下に設定し、コンクリートの収縮と中性化の進行を低く抑えています。

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外壁部分(内壁)は、高い断熱・結露対策のGL工法を採用

外壁は寒気・熱気を遮断する二重構造のGL工法を採用しています。外壁に面する内壁には、厚さ55mmの硬質発泡ウレタンフォームを施工し、最下階スラブ下には厚さ45mmの硬質発泡ウレタンフォームを吹き付けることで断熱対策を施しています。また、配管等のメンテナンスに配慮した地下ピットの採用の場合は、地面からの湿気等による影響を受けやすい最下階スラブが直接土に接しないため、断熱性能を高めるうえでも効果を発揮します。太陽の熱に常時さらされることで、より高い断熱性能が求められる屋根スラブ上には、厚さ50mmの硬質ウレタンフォーム保湿板を施しています。(一部)

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地下ピットの断熱

土から冷気等もシャットアウトするために最下階の床のスラブ(コンクリート)の下にも、ポリスチレン系断熱材などを採用。断熱効果を高めるとともに、結露対策としても効果を発揮します。また、最下階のスラブ下と地面の間には、配管等のメンテナンスのための地下ピット空間があるため、土からの湿気などの影響を直接受けにくくなっています。

「誰もが安心できる住まい」を目指して品質管理体制を強化。
厳しい自社基準に基づく確かなクオリティ。

グランファーレのマンション建設現場における配筋検査の様子。
躯体の品質に責任を持つ事業主の業務の一環である。

構造専門スタッフが現場にて目で確認見えない部分もお客様に開示

設計事務所のもう一つの大きな仕事が監理業務です。設計図面の綿密なチェックに加え、建設現場に出て配筋やコンクリートの検査などを実施しています。お客様は躯体工事の進捗状況を日本グランでのホームページでも見ることができます。構造計算書等もモデルルームなどで見ることができます。建物が完成してからでは見えない部分でもあり、専門性が高い部分ではありますが、できるだけお客様に分かりやすく確認できるようにしています。

施工時にはもちろん、建設中にも技術スタッフが現場に出向き厳しくチェックしている。(グランファーレ札幌幌西レジデンスにて撮影)

目に見えない基礎や内部構造ゆえに、住む方の笑顔を思い浮かべながら品質を監視

目には見えない基礎や内部構造。それゆえに、その品質への責任は重く、どう取り組んだかによって、品質の良し悪しが決まってくると言っても過言ではありません。通常、接客の場に出る機会が少ない設計担当者が、住宅性能説明会や構造説明会などに積極的に参加しています。これらの場を通して、お客様と多く接することにより、お客様のニーズを的確につかむ機械が増えています。実際に住む方を思い浮かべることにより、自然と監理も厳重になります。

断熱材施工状況検査。居住性を左右する断熱材は、「住宅性能表示制度」の評価機関で特に厳しくチェックされる項目の一つ。住戸内の壁の複数箇所にピンを刺し、その厚さを厳重に確認する。

住む人にこそ「安心・安全」を見せたい 住まう方へ大きな安心感を提供 住む人にこそ「安心・安全」を見せたい
住まう方へ大きな安心感を提供

配筋検査から竣工検査まで自社ブランドに責任をもって対応。

設計段階から入居後のメンテナンス監理まで一級建築士の品質管理者がチェック。

品質を確保するために独自の施工基準により検査を行っている。建築・構造・電気・設備の各専門の担当者により設計段階のチェック、現場での詳細な打合せ、配筋・配管などの各種検査を行っている。

<構造躯体品質の管理強化>
配筋状況やコンクリート出来型の確認も入念に行う。完成後は修理が難しい、建物の強度へ直接結びつくコンクリート躯体部分や隠ぺい部分を重点的にチェックします。私たちが行う構造技術は、正確性が求められる。正確性・完璧性を追求することが、いいモノ作りにつながっていくと確信している。

<設備/建物仕上品質の管理強化>
給排水管やガス管などの各設備の施工状況から確認・検査。これらの設備は完成時に隠れてしまう部分だからこそしっかりした検査を実施。生活する上で欠くことのできないライフラインを確実なものとしている。

<建物仕上品質の管理強化>
入居者の生活がより快適であるように、断熱、結露の防止などを重点的にチェックするためのもの。7つの重点管理項目を置き、防水・建具のまわりの止水、断熱材の施工状況など各試験の実施状況を確認する。

明確に一線を引き、客観的な目で厳しくチェック

<コンクリートの状況をチェック>
建設会社とは、一貫性を整えながら、明確に一線を引き、チェックする体制は更に厳しく設計事務所の施工監理専門のスタッフが何度もさまざまな角度から品質をチェックしながら、時には建設会社と意見をぶつけ合いながら厳格に品質を追ってゆく。そのチェックの現場にはいつも緊張感が絶えない。

事業部が持つべき使命は「お客様の代理」意識

<配筋の状態を確認>
事業部は練り上げられた企画が内容どおりに形になっていくかどうかを見守る重要な監視役。デベロッパーとして一般的な施工監理からもう一歩踏み込んだ監理を行っているので工事の細部まで目が行き届く。その上「お客様の代理」という強い意識を持っている。

時代が求める暮らしを追求する品質
将来の安心まで見据えた住まい
益々、要望が高まる安心・安全への取り組み

たとえば耐久性では土壌の安全性や地盤検査を実施、土地に合った工法を選ぶとともに、より強化な工法を採用しています。また地震の揺れへの対応、コンクリートのひび割れに備えた対策、建物を支える柱構造など、建物の耐久性へのこだわりは強いです。また、環境に優しい素材・工法の採用を推進し、環境との融合を実現する、快適な住まいづくりを目標としています。いずれの建物の場合でも、安全・品質・工程の管理を徹底。その品質をチェックするため、指定確認検査機関による建築検査、「住宅性能表示制度」の採用に伴う第三者機関による検査のほか自主検査も加え、引き渡しまでには、少しの漏れも許されない管理が実行されています。

オリジナリティを守るための一貫体制。
妥協しない品質管理。

完成してからでは見ることのできない、建物の内部構造や
細かな作業内容を確認することができます。

マンションの建築は規模が大きく、その分基礎から竣工までの期間がどうしても長くなってしまうものです。それだけに、入居を楽しみに待っていらっしゃるお客様にとっては、工事がどこまで進んでいるのか気になるところでしょう。そこで日本グランデ一級建築士事務所では、「グランファーレ本厚木レジェンドスクエア」の詳細な工事進捗状況と、施工に関わるトピックスなどを交えて、定期的にお知らせしています。きめ細かな報告書を受け取ることで、お客様には我が家が少しずつ建ち上がっていく喜びを実感していただけるでしょう。また、建物の構造に関する疑問や見えない部分に対する不安の解消にもつながります。さらに、私たちの工事に対する取り組みや品質管理の姿勢を知っていただけるものと確信しています。

工事の進捗状況は、「工事施工通信」でしっかりご報告します。

※掲載の写真・概念図・絵図は本物件に採用されている構造・設備等をご理解いただくための当社工事現場の写真及び概念・構造図です。また、概念・設備・仕様に関する表示・説明はメーカー資料及び一般的な表現を用いているため、使用状況や環境により効果は異なりますので、予めご了承ください。寸法は全て約表示となります。